アイシングの提案

そういえば、『怪我をしたらアイシング!』と言っている割には、
どのくらい冷やせばいいのかあまり知られていないことが、
最近の患者さんからの質問で判明しました。

と、いうわけで。
当院にて行っているアイシングをご紹介いたします。
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まず、氷嚢です。
中に氷と水を入れ、患部にしっかり押し付けます。
大げさとお思いになるかもしれませんが、氷水だと冷やしすぎずに長時間冷やすことが可能です。
面倒ですが、きちんとしたアイシングには氷嚢が欠かせません。

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次にアイスパックです。
かなり冷えているので直接肌につけると凍傷になってしまうこともあります。
ひどいときには水ぶくれができてしまうこともあるので注意が必要です。
しかし、広い面を一気に冷やすことには素晴らしい力を発揮してくれます。

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なので、冷やしすぎ防止のため、固く絞ったタオルを巻きつけて患部に当てます。
このひと手間で冷やしすぎ防止になりますので、ご家庭でも応用されてください。

そして、関節全体に腫れや熱が広がってしまった際のアイシングです。
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まず、紙コップに氷を作ります。
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いいところまで紙コップをはがします。
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患部全体が少し赤くなるまでぬりぬりします。

アイシングの状態を見定めながら行えるので、安全確実な方法です。
患部に熱が残っているとなかなか赤くならないので、
しっかり熱を取るように肌を見ながら行えることが最大の利点です。

基本的に、アイシングは長時間行った方がいいと考えています。
5~10分では表面しか冷やせないので、やめた途端に熱がでてきて痛みだすことが多いです。
なので、30分冷やすことを基本として、
痛みがひどければさらに延長し、痛みが引いてきたら短く冷やすようにしていった方が、
結果的に痛みが落ち着くまでの時間が減っていくようです。

見た目の判断としては、「肌がほんのりと赤くなる」程度と思っていただいていいです。
ギンギンに冷えたアイスパックを肌に直接当ててしまうと水ぶくれや皮膚が剥がれるような状態になりかねません。
長時間とお伝えしましたが、「適度なアイシング」というのも大事になってきます。
肌を守りながらしっかり冷やすアイシングのプロを目指してください!

当院では、患部の状態、場所、痛みの度合により適切な治療を提供しています。
今回紹介した以外でも色々な治療法がありますので、
痛みにお困りでしたら、どうぞお気軽にご相談くださいませ。